理論生物学

202/ S1

細胞システムとダイナミクス:数理解析から情報学的なアプローチまで

イメージングやシーケンシングなど複雑な生命システムの動態を定量的に計測・解析できるようになっていることを背景に、そのデータを理解するために数理が生命科学において果たす重要性が大きく高まっている。

本授業では、その基礎となる細胞を単位とした生体システムを扱う数理的な手法や関連トピックを概説する。

細胞システムの数理モデルの理解と解析に不可欠な反応速度論やそれを応用した生体機能の理論解析の例、またデータから細胞の動的な性質を見出す情報学的な手法などについても概説する。

対象とする細胞機能としては、細胞の運命決定、分子認識、環境シグナル感知、細胞記憶、細胞振動現象、外環境への適応、内因的変動へのロバスト性などの問題を扱う。

具体的な実験的知見は主に単細胞生物のそれを紹介するが、関連する多細胞生物の現象についても言及する予定である。 

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【理論生物学的トピック】

【生物情報学的トピック】

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リンク

参考資料:2021年度, 2022年度の資料と動画へのリンク

2022年度スライド資料

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2021年度スライド資料

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